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アメリカ人妻の日本での出産体験記|出産編

国際結婚
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エマ
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皆さん、お久しぶりです。Joyful Family のエマです。今日のブログでは、私の日本での出産体験記をブログに書きました。今回は出産編です。

アメリカ人として日本で赤ちゃんを出産することは想像がつきませんでした。たくさんの出産体験記をインターネット上で見つけましたが、それらはコロナ禍以前の東京での出産についてがほとんどでしたので、外国人があまり多くない地域での私の出産体験記が誰かの役に立てば良いなと思います。

英語原文を読みたい方はこちら

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陣痛の始まり

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出産予定日から1週間遅れたその日の朝9時から陣痛促進剤を使う予定でした。その日の朝5時40分に明らかな陣痛で目が覚めました。

すぐに間隔を測ったところ、すでに5分間隔でさらに短くなっているようでした。夫を起こして、病院へ電話する前にこれが本当の陣痛か確かめるために1時間様子を見ることにしました。

20分後、夫が起きて「大丈夫か?」と聞きました。陣痛はさらに強くなって間隔も短くなっているようでした。夫に最初に言ったことは、「病院へ行くべきだと思う」でした。

病院に電話しましたが、助産師さんはまだ家で様子を見るようにと言いました。今回の出産が私にとって初めての出産であること、また、およそ3時間後に陣痛促進が予定されていたため、助産師さんは5分間隔の陣痛を真剣には受け止めませんでした。助産師さんからは「もし食べれるなら朝ごはんを食べて、予定通り10時に病院に来てください。もしさらに痛くなってくるようならまた電話をかけてください」と言われました。そして、夫は近くのコンビニに朝ごはんと病院で食べれるスナックを買いに行きました。

夫がコンビニに行っている間に、母と姉にテキストを送り、陣痛がきて間隔も短くなって、痛みも強くなっているので、病院に行くと伝えました。そして、夫がコンビニから帰ってきた頃には、陣痛の痛みで話すことができなくなったので、病院に電話をし、これから病院に向かうことを伝えました。

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病院での陣痛 

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病院に着き、助産師さんが子宮がどれくらい開いているかをチェックしました。その時には3センチ程度開いており、陣痛が始まっているが今日生まれるか明日になるかはまだわからないとのことでした。私は陣痛室に移り様子を見ることになりました。

陣痛室はプライベートルームでシンクやベッド、椅子、テーブル、バランスボール、テニスボールがありました。病院では痛みを和らげることはできなかったので、バランスボールとテニスボールで腰をマッサージしました。横に寝るときに足の間に挟む用の枕をもう一つもらいました。

私達にとって幸運だったことは、出産時、コロナの感染状況が比較的落ち着いていたこともあり、緊急事態宣言は解除されていました。そのため、病院は面会制限を変更し、1週間に1回まで面会を許可されていました。ありがたいことにこの面会許可を夫の出産立ち会いに使うことができました。夫はテニスボールで背中をマッサージしてくれたり、私が痛みで話せないときに助産師さんたちと話してくれたりと助けてくれました。

陣痛室に移ってから、胎児の心拍や子宮の伸縮を30分間観察するためにお腹にケーブルがつけれていました。これは赤ちゃんが元気かどうかを確認するために必要なことであり、子宮の伸縮を示すグラフを見ることや赤ちゃんの心拍を聞くことはおもしろかったですが、機械をつけられていると動きにくく不快でしたが、助産師さんたちが確認したところ赤ちゃんは元気だったので、私は安心し、その機会を取ることができました。

ほとんどの時間を私と夫の二人で過ごしました。時々、助産師さんや医師が入ってきて、陣痛を確認し、いくつかの質問をしました。子宮の開き具合をチェックすることは不快だったので、私にとっては良かったです。

陣痛が始まってから5時間が経ち(病院では3時間)、陣痛の間隔はほぼ一定に感じられ、思わず力みたくなる感じがしたので、助産師さんを呼びました。もう力みたいということを伝えると子宮の開き具合をチェックすることになりました。その結果、彼女はびっくりした表情で「もうほぼ全部開いてます。もうすぐ生まれますね。分娩室に行きましょう。」と言いました。どうやら私が知らないうちに、助産師さんは夫に初産なので時間がかかるので明日になると思うと言っていたのでした。

出産

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お世話になった病院には出産室の選択肢が一つしかありませんでした。それは、背中を下にいして、両足を広げ、お尻で手すりを掴むことでした。思ったように手や膝をつくこと言っていたのでしたができな方ので、できるだけ順力の助けを借りられるようにベッドの背もたれを上げてもらいました。最初に背もたれをあげるようにお願いしたとき、助産師さんは少しだけあげました。私はもう一度お願いしました。そして彼女はまた少しだけあげました。私はさらにお願いして、上がるところまで上げてもらいました。力んで赤ちゃんを押し出すのに寝た状態では最も難しい姿勢と思いましたが、他の妊婦さんたちはそうしているのでしょう。

私は2時間力むことになりました。始めのころは、力むたびに声が出てしまいました。しかし、助産師たちからは「声が出ると力が伝わりにくいから力むときは声を出さないように」と言われ、「私も必死なんだよ!」とちょっとイラッとしましたが、実際、声を出すと疲れが早まりますし、力むには良くないなと理解しました。力むときは口を開けて深く息を吐くのが最も効果的だと思いました。力み始めてからしばらくして、この方法で力むことができるようになりましたが、出産準備で習った方法を出産のタイミングで思い出すことは難しいです。

アメリカの一部の病院では陣痛の間、食べることは許されていませんが、私は食べることができ、出産に対して活力を与えてくれました。しかし、食べたことによって、力むたびに嘔吐してしまいました。コロナ禍だったので、病院に入ったときからずっとマスクをしていましたが、力むたびに吐いてしまったので外しました。彼らは新しいマスクをくれなかったので、部屋から出る以外はマスクを付ける必要がありませんでした。

私が行った唯一の介入は、膀胱をドレナージするためのカテーテルと会陰切開でした。これらの手順に関して、私は同意を求められず、彼らは少しの警告でそれらを行った。事前に助産師さんたちと面会してバースプランについて話し合ったときに、会陰切開は避けたいと伝えました。彼らは私が必要でない限り会陰切開を行わないと言いました。なぜ医師が会陰切開が必要だと思ったのかはわかりませんが、たぶん出産を早めるためだけだったと思います。もしわたしが会陰切開が一般的ではない欧米で出産していたら、会陰切開されていたかはわかりません。

出産後2時間

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私達の息子は2時間の力んだのを含め7時間の陣痛でこの世に誕生しました。彼は3100gで50cmの身長で健康でした。助産師さんたちは赤ちゃんをすぐに抱かせてくれました。胎盤が出てきて縫合され、子宮をチェックしている間、赤ちゃんは部屋の反対側へ連れてかれ、臍帯を切り、チェックし、拭きました。その間、赤ちゃんは初めてのウンチをしました。それは夫に衝撃を与え、私に非常に必要な笑いを与えてくれました。なぜならウンチが大量で真っ黒だったからです。

私が最初に息子を抱きしめたとき、彼はとても小さくて温かいと感じました。少しの間、カンガルーケアをすることができましたが、その後、助産師さんが赤ちゃんを再びインファントウォーマーに連れて行きました。夫は赤ちゃんのそばに行き、赤ちゃんの様子を見ていました。もし次回出産するときは、もっと長い間カンガルーケアができるようにお願いしたいと思います。

分娩室での携帯電話の使用は禁止されていましたが、助産師さんがカメラを持ってきて私達3人の写真をとり、後日プリントしてもらいました。

2時間後、赤ちゃんはモニタリングのため連れて行かれ、私は、6日間赤ちゃんと過ごす病室に移動しました。コロナ禍のため、夫もすぐに帰宅する必要がありました。しばらくして赤ちゃんが病室につれてきてもらい、一緒に過ごすことができました。最初の24時間は助産師さんたちが息子をとてもモニタリングしてくれていたので安心しました。

出産を振り返って 

私の調べによると、今回の出産体験は日本ではかなり典型的なものだったと思います。ネガティブだったとは言えませんが、もしもう一度出産するならば、いくつか変えたいことがあります。第一に私は自分自身をもっと信頼すべきだったと思います。例えば、陣痛が来たとき、助産師さんはもう少し待ってから病院に来てくださいと言いましたが、すぐに病院に向かえばよかったと思いました。次に会陰切開が本当に必要か聞きたかったし、自分で決めたかったと思います(医師が私に決めさせてくれるかどうかはわかりませんが)。第3にカンガルーケアをもっと早く長い時間したかったと思います。出産後、息子をずっと抱っこできると思っていましたが、実際には赤ちゃんはインファントウォーマーで過ごしていました。

日本で出産することは、欧米諸国で出産することとは異なります。そのため、近くの産婦人科病院をしっかり調べ、希望に柔軟に対応してくれそうな病院を探すことが大切だと思いました。あなたが望んでいたものでなかった出産経験があるなら、それは失望しても大丈夫です。そして、それについて専門家に話すことは助けになるかもしれません。

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